そもそも【よもぎ蒸し】って、なに?
2019年12月20日
こんにちは♪
月と風代表のかおりです
「よもぎ蒸し」「スチームセラピー」など、最近聞くことが多いな~という方もいらっしゃると思いますが、今日はしっかりと「よもぎ蒸し」「スチームセラピー」について、お話したいと思います。
◆そもそも【よもぎ蒸し】って、なに?
一般的に【よもぎ蒸し】と呼ばれているのは【座浴】といい、生薬(ハーブ)を水に入れて沸かし、その蒸気を肛門や子宮の粘膜にあてて、身体をあたためる伝統的な民間温熱治療法が発祥です。
日本では【よもぎ蒸し】として2000年代初めから、一般化し、最近では温浴施設やエステサロンなどでも、導入しているところが増えました。
中国では【薫蒸方】として、韓国では【座薫】と呼ばれ、各種ハーブを煎じて、蒸気を浴びて、健康増進をはかるものとして、人気があります。
東医宝艦によると
女性の下腹部の痛みや疾病はすべて寒気が集まり、硬くなった病なので、薫蒸をしなければならない
と記録されているそうです。
まさに【冷えは万病の元】ということで、子宮や下腹部を温めることが、女性疾患改善につながるという事です。
また、韓医学論には
病在上即治在下
=病が人体の上部に現れた場合、必ず下部を治療しなければならない
という言葉があるそうです。
例えば、ニキビや吹き出物、シミなども、原因は子宮だよ~と言う意味でもあるようです。
ですから、下から身体をあたためつつ、薬効成分のある薬草(ハーブ)を吸収させるために、民間療法として【よもぎ蒸し】は、発展してきたのですよね。
◆【よもぎ蒸し】の原理
月と風で行っている【よもぎ蒸し】は【韓方スチームセラピー】と言われるものです。
この【韓方スチームセラピー】でとても重要視しているのが【会陰(えいん)】と呼ばれる【ツボ】です。
会陰は、人体の根元であり『生命の門』と言われるほど、重要なツボですが、場所が肛門のそば…ということでなかなか、治療には使われづらいのです。
会陰の場所、がんばって、図を描きましたよ(笑)
この会陰のツボを刺激することで、人体のすべての組織の陰陽を整えてくれ、全身の血流がよくなり、冷えの改善が期待できると共に、免疫力も高めてくれると言われています。
ここに、鍼灸をするのは、とても難しいので、【よもぎ蒸し】で会陰を温め、健康に導く…というメカニズムなんですね♪
また【水昇火降(すいしょうかこう)】という言葉があります。
これは、自然界のエネルギーの正しい状態のことですが、太陽の光が上から降り注ぎ、その熱で地上から水蒸気が立ち昇りエネルギーが循環するように、水(腎臓)の氣が上に昇り、火(心臓)の氣が下へ降りる…という循環が保たれれば【頭寒足熱】という、頭が涼しく、足元ぽかぽか状態が保たれるんですね。
【よもぎ蒸し】をすることで、身体がこのような良いエネルギー循環になってくれるということです。
◆まとめ
よもぎ蒸しは、ただ、蒸気で身体を温めるだけでなく、会陰のツボに刺激を与えたり、自然界のエネルギーの循環にのっとった、古来の民間療法から始まったもの。
療法とは言え、副作用などもなく、ただ「気持ちいい~~」「あったまる~~」と、40分過ごすだけで、健康になれるなんて、なんて素敵なんでしょう
「病気を治す」のではなく「病気にならない健康な体をつくる」ために、ぜひ、よもぎ蒸しを体験し、そして、定期的に続けてくださいね。
※よもぎ蒸しは、月と風 城東通店のみとなっております。
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