〔ヘナ〕は【色落ち】しやすい?ウソ?本当?
2020年03月11日
「ヘナって色がすぐ落ちる」
そんなイメージを持っている方もいると思いますが、実はそれ、使っているシャンプーによって、変わることを知っていますか?
せっかく、天然のヘアカラー〔ヘナ〕で染めても、ヘナの後のシャンプーが、石油由来成分でできたシャンプーでは、すぐに色落ちするのも当たり前です。
今回は、なぜ色落ち(褪色(たいしょく))してしまうのか、お話していきますね。
目次
◆一般的なヘアカラーは色落ち(褪色)するのが当たり前
一般的なヘアカラーは、キューティクルを破壊し、毛髪内部に化学反応を起こし、脱色をして発色する…というメカニズムです。
一般的なヘアカラーをすると、タンパク質が破壊されてしまい、保湿することができなくなってしまいます。その為、毛髪内部の色素もシャンプーをするたびに、流れ落ちてしまいます。
染めたときから、どんどん髪が明るくなってしまうのは、その為です。
◆ヘナは色落ちしないのか?
一方、ヘナが染まるメカニズムは単純。
髪の毛に塗布したヘナが、毛髪のタンパク質に絡みつき着色する…と言うもの。
毛髪の表面の部分も着色しますが、実は毛髪内部まで、浸透してヘナは染まります。
キューティクルを無理やり開いたり、毛髪内部に化学反応を起こすこともなく、もともと髪が持っているタンパク質に絡みつくわけですから、色が流れ落ちてしまうことも、基本ありません。
太陽と大地のヘナであれば、ほぼ色落ち(褪色)しないのも、特徴的です。
◆ヘナで色落ちするのはなぜ?
それでも、ヘナで色落ちする場合があります。
それは、シャンプーを自然派のものではなく、鉱物油(石油)由来の合成シャンプーを使っている場合がほとんどです。
その中でも〔硫酸系界面活性剤〕が基材である場合は、非常に色落ちがしやすくなります。
硫酸系界面活性剤入りのシャンプーは、以下のような内容成分です。
タンパク質を破壊する、硫酸系界面活性剤を使用し、そこで髪を傷めるので、シリコン剤などを入れないと、いけなくなるわけです。
詳しくは、こちらの記事〔ヘナをしたときに最適なシャンプーとは?〕をご覧ください。
◆まとめ
ヘナは基本、色落ち(褪色)はしません。
しかし、硫酸系界面活性剤が基材のシャンプーを使うと、色落ち(褪色)してしまいますよ~という事です。
因みに、硫酸系界面活性剤が基材のシャンプーは、美容師さんの手荒れの原因にもなりますので、美容室で使うのはやめて欲しいですよね。
月と風では、天然由来成分100%のはぐみシャンプーを使っているので、ご安心くださいね
はぐみシャンプーについては、こちら〔ヘナをしたらシャンプーは何を使えばいいの?〕をご覧くださいね。
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